今となっては伝説のダイナ
TCと言ったらダイナ
そんなTC96ダイナの整備依頼です
けっこういじられた状態の中古車を買って乗ってるというお客様
いろいろ不安だから見てほしいとの事です
車検もですので車検整備しながら見ていきます
変な減り方するラジアルですね
リアもエイボンのラジアル
ダメです
DSではダイナにはBSでばっちり結果を出してます
最新のT33に前後交換です
直進性ビシッと
コーナーも素直に維持してくれます
振れなくなります
この作業で問題がありましたフロントホイールを抜くときに
カラーがきつく挟まっていて違和感
問題はこれでした
フォークのスタビ
取り付け方間違ってると思われます
左右のボトムを寄せちゃってたのです
と言う事は自然なフォークのスライドできていないと言う事なんです
フォークの動きを阻害し消耗させます
点検
左右をつなぐ部分が長穴になっていて調整できるものである必要があります
OK
長穴じゃないものは車両誤差に対して調整できないので使わないでください
まずはフォーク側のボルトを締めて固定
その後に左右の連結部分を締めて固定します
こうすればフォークのスライドを邪魔しないで支えてくれます
先に連結部分を締めてしまうと
フォーク側ボルトを締める時にフォークを最後に内股に寄せることになるので気をつけましょう
まだあります
次はブレーキ
ブレンボのレーシング鍛造
良いの付いてるんですが汚すぎて最悪です...
語って良いですか?
レーシングブレンボ
高いから効くだろう
じゃないんです
レーシングは素材が鍛造で熱に強いのでハードブレーキの連続でも歪みにくく
タッチが安定するという感じです
効きはピストン次第なので同じサイズのキャストでも変わりないです
レーシングキャリパーの問題はですね
ピストンシールしか入ってない事でして
キャストブレンボはダストシールもあるので二重で汚れに強いんです
その分レーシングはタッチが良く動きも良いですが
汚れに弱いので頻繁に掃除してね!という品です
掃除しながら点検
動き悪くて一つ出てこない状態でした
レーシングキャリパーは
この状態を保ってください
長距離乗るとか雨の日なんか走ったら即掃除ですよ
それが面倒な人はやめた方が良いです
あとは
コーティングされてるシャフトでした
何か走りに悩んでたのでしょうか
あ〜これ
ステダンはいらないですよ
ウイリーして着地で暴れないようにとかテールスライドでグリップ戻る時の反動を減らすとか
そんなこと以外でハーレーには要らないです
何か走りに悩んでたのでしょうか
オイル交換時に気がつきましたのが
ミッション下にもスタビのマウントだけが残ってました
何か走りに悩んでたのでしょうか
ウォブル
シェイク
ウネウネ
に悩んでたのではないでしょうか
DSに持ってきたんで余計なもの外して治ると思います
長くなりましたが
続きます
インジェクション車の肝バッテリー点検
これもヤバいです
バッテリー直はなるべくしないでください
緩みの原因になります
最後サンダーマックスの点検しましたら
ハイカム車両なのにノーマルエンジン用のマップが入ってました
補正もバリバリ状態でした
マップを入れ替えて走ったら
スキッとした乗り味になりました。
ほぼ自分でやってた中古車だと思いました
いじられた状態の中古車は注意が必要です
クオリティーにバラツキがあり
低い方が圧倒的に多いです
特にインジェクション車は電気が命
配線関係があちこち手が入ってるとトラブルの元です
気をつけましょう〜
お疲れ様でした

